皆が寝静まった晩に
ヨガをしながら
呼吸を感じながら
これまでの自分を振り返ってみた

できる限り
記憶のあるところに
今という場所を起点に
遡って行ってみたら
3歳くらいまでは戻ったのかな

自分は思っていたほど
大したこともしていないし
変わったことも
ないのだなと気づいた

当たり前だな
身体を歳をとっていくけれど
心は取らないよね

それから
これまで経験してきた仕事のことは
まったく思い出さなかった

もちろんレストランだったり
ワイナリーでの経験は思い出したけれど
いわゆる本当に勤務みたいな時代も
それなりにあるけれど
ひとつも思い出さなかった

経験って大事だなって思っていたけれど
やっぱりその時にしたいと思えること
これに対するまっさらな想いと行動だけが
本当に曇りなく生きていることを実感するんじゃないだろうか

情報なんて今はほとんどが損得で
自分の悦びが世の中の得と一致するなんてのは
不確かなものだ

年齢を重ねることの経験とは
効率が良くなるだけであって
心の豊さとはまた別の話だ

今日したいことをしよう

それが一番難しいことはよく理解している

でも考えて考えて

自分のために今
したいことをしよう

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