僕が20代前半に旅したイタリアは、長い期間ともなると徐々に徐々に異国の景色や食べ物に疲れて、どこを見ても何も感じないつまらない

そんな時に救われたのが夜のサンマルコ広場であり、きらびやかなライトとタキシードを纏う野外のクラシック音楽隊

疲れたとき、本当にうつくしいモノに出会うと世界がひろがる

久しぶりのヴェニスをゆっくりと散歩し、ステファノおすすめのレストランでは最高のご馳走

モエーケ(moeche)と呼ばれる、春先の数週間の間だけ脱皮する蟹をフリットにしたものにダヴィデ・スピッラレのフリッザンテをグラスで1杯

本当に水没してしまいそうな気配ではあったけれど、またここに来れてよかったと思う

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