途中にフィレンツェへ寄り、素敵なセンス感を放っていたブティックで幾つか瓶詰め野菜とパンを買う
銘醸地であるトスカーナ地方、少し南へと下り小さな村にはひっそりと日常に心地よく溶け込む飾らないワインがある
3代目となるサウロと笑顔が素敵なロミーナ、かわいい猫の一行が出迎えてくれた
ワインの元となる葡萄の畑を大きく3つに分けて、土壌とその特性、合わせた葡萄品種の成育の特性からワインへの味わいまで
それぞれの点と点を結びつけていくように、古くから続いている物語のように説明してくれた
きらびやかに咲くものだけが全てではない、感じとる先にあるものは結局そう大差なく僕らを豊かにしてくれる
絶品の自家製された熟成生ハムとサラーメ、これまで味わったことのないデザートと
テラスから望める葡萄畑と山の向こうの朝日は最高のおもてなし
山々の上から透き通るような風が抜けていく、揺れる木々の下では蜜蜂たちがせっせと働く
またいつか、必ず